発表会の曲選びはすごく大変。
私はポピュラーの曲はほとんど知らないので生徒さんが弾きたいというポピュラーの曲のほとんどは知らない曲です(･･;)
曲を聴いてこの曲を自分が弾いている所を想像して弾きたいって言ってくれているんだろうなぁと思うとダメとは言えないよね。
でも練習を始めてみてお指の大きさや、身体的な要素で違う曲にした方が良いのかな？とお伝えしなくてはならない事もたまにあって。
今日も『これは無理かも』という生徒さんにお話しました。『この曲はあなたの良さや頑張っていた事を表現出来ないかもしれないよ。とても勿体無いと思うけど、他の曲に替えるのはどうかな？』とお話ししたら『こんなに練習したのに…。』と悲しい表情。
『でもまだこれだけっていう事もできるよね？』とお伝えしたら『うん分かった』と。
練習したのに弾けないというのは子供にとっては損したような気持ちになるのかもしれないね。
でも弾かせてもらえないで諦めるのと弾いてみて変えるのとは全然違うと私は思っています。
自分のやりたい事を一度は受け入れてもらえるというのは子供にとってはとても大きい事と私は思っています。
子供と接するというのは近道を選ばない事だと私は思っているの。
遠回りでも自分で気がつく、それで良いのだと。子供は寄り道をしたい。
それが楽しいし、そこからもしかしたら大切な事を学ぶのかもしれない。
自分を振り返ると寄り道しないでもっと頑張れば良かったと思う事も確かにあるけど、私を形作っているのはもしかしたら寄り道が大部分なのかもしれない。
結局は自分で思って、行動して感じたことしかないのかもしれないね。
迷う事もあけど、これが私の考えなので、それに賛同してくれる生徒さんと、保護者の方と向き合って行けたら良いのかな？と思っています。
すべての人に好かれるのは無理だし、だからいろんな人がいるんだもんね。
私を信じてついてきてくれる生徒さんには本当に感謝です♪
ありがとうね♡