楽譜?動画?

今のところピアノのレッスンは楽譜の読み方を教えて、楽譜を見ながら弾けるように練習して弾けるようにして行くというのがスタンダードだと私は思っているけど、今1人学校で合唱の伴奏をしなくてはならないと今まで教えたことのない生徒さんがレッスンに来ています。
今日『楽譜を学校に忘れて来ました』とレッスンに来て『YouTubeでなんとか』と鍵盤の弾いているところが光る動画の再生速度を遅くしてる動画を見ながら『楽譜を見るよりこっちの方がわかりやすいので。』と言って弾いていました〜。
音楽業界にとってどんな時代が訪れるんだろう…。
私は昔から何百年も前に作られた曲を聴いたり、弾いたりして時代が違うのにどうしてこんなに心が動かされるんだろう?と不思議に思っていました。
時代は変わっても人間の本質というか、こんな事が悲しいとかこんな事が嬉しいとかは変わらないのかもしれないなぁ。なんて思っていました。流行りなどではない思いとか感情。それだからこそ続いているのだと。
でもこれからの時代はもしかしたら違うのかも。自分の今までのやり方のみを正しいと思っていたら化石のようになってしまうのかな?そんな時代の流れをひしひしと感じています。
柔軟に…とは思うけど染み付いた昭和味がなかなか抜けませんね。三子の魂とは良く言ったもので。なーんてこんな言葉も死語なのか?
生徒さんに学んで柔軟に対応して行きたいです(・・;)