癒しの場。

ピアノ(ギターも)を通して子供達と接していると、日々心の複雑さや、傷つきやすさ、繊細だったり、大切なものからあえて目を背けようとしたりという姿に接することがあります。
教室の役割というか、親以外の大人としてどう接したら良いのかな?と日々心のセンサーをフル稼働させています(^^)
学校には行かないけど、ここには来たいっていう生徒さんや、自分は誰からも愛されてないって愚痴をこぼす生徒さん。本当はピアノが大好きって溢れ出ちゃってるのにもうピアノはやめるっていう生徒さん。
親もどうしたら良いのか困り果てていたり。
私はまずは子供(生徒さん)の全てを受け入れる事を第一に考えています。
1人1人の状況をちゃんと見るっていうのかな?
それは悪い事をしても叱らないというのでは無くて。
間違うのを極端に怖がる生徒さんには『間違ったって良いんだよ』と言うけど、ふざけてわざと間違うような生徒さんには『間違うのは仕方がない事だけど、間違えないように気をつけてね』と声をかけたり、状況によってかける言葉も違ってきます。
中学生になると『うざい』とか『疲れた』とか反抗的な態度も私にとっては可愛いだけ(^^)
そういう全てが認めてもらえる場所ってあるようで無いのかもね。
どんな時も生徒さんを信じる事、認める事。そういう場所がこの生き辛い世の中で大切になってくるのかもしれないね。
そして子供は本当にいろんな事に気がついていて、そういう場所から離れようとしない。
これからも、生徒さん達がちょっとほっと出来る場所を作って行けると良いなぁと思ったよ。